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[ストーリーボード] ニケと共に最後の旅に出かけたノラの物語
[스토리보드] 니케와 함께 마지막 여행을 떠난 노라의 이야기

AIの概要
方舟で暮らすノラばあちゃんの最後の地上旅行を描く。ソリンやインフィニティ・レイルと共に故郷を目指す。長い歳月を経て家族と再会し、温かい祝福の中で静かに眠りにつく。

ノラの物語は記者にとってより一層悲しく迫ってきた
▲ ノラの物語は記者にとってより一層悲しく迫ってきた(画像:KookminTree制作)

「勝利の女神:NIKKE」は、地上を奪還するために戦うニケだけでなく、方舟で暮らす一般市民たちを描いている。老若男女を問わない多様な人間模様が刺激を与える部分だ。こうした方舟の市民の中から、最近のストーリーイベント「BLANK TICKET」および「TERMINUS TICKET」で主人公として登場し話題となっている人物がいる。今回紹介するノラばあちゃんだ。記者は今回のストーリーを整理しながら、遠いところへ行ってしまったばあちゃんがずっと脳裏に浮かび、涙が止まらなかった。2025年冬にNIKKEのプレイヤーたちに深い余韻を残した彼女の物語を聞いてみよう。

方舟に閉じ込められた自由な魂

ノラは第1次ラプチャー侵攻以前に地上に暮らしていた人間の一人だ。旅行がとても好きで、いわゆる「旅人風が吹いている」という言葉が似合うタイプの旅行者だった。しかしラプチャー侵攻が発生し、幸運にも方舟行きのチケットを手に入れたノラは、他の人類生存者たちと共に方舟に入った。

方舟に入ったノラは、旅行で鍛えた手芸の腕を活かしてブティックを開いた。有名ではなかったが、どうにか生計を立てられる水準だった。すぐに地上に戻れると信じていた彼女は、ニケになることは考えていなかった。そうこうするうちに年月が流れ、地上復帰の望みがないことを悟った時には、ニケ申請の制限年齢を過ぎてしまっていた。方舟の初期の頃は現在と異なり男性以外の指揮官になれなかったため、その道すら不可能だった。歳月が流れて流れ、ノラはいつの間にか白髪でしわだらけのおばあちゃんになっていた。

ノラの初登場は気難しいおばあちゃんだった
▲ ノラの初登場は気難しいおばあちゃんだった(画像:KookminTree撮影)

方舟に閉じ込められたまま人生の幕を閉じるのが心残りだったノラは、店を整理し、かつて自分が旅立つ時に乗った列車を思い出してAZXに身を委ねた。方舟の中をぐるぐると回るだけのAZXで、方舟の風景が好きな子どもに意地悪をしたりもした。終電の時間までAZXにとどまっていたノラは客室に一人残り、しばらくして車両点検中だったソリンと出くわした。最初の出会いは最悪だった。どうにかして列車から降りまいとするクレーマーと駅員との言い争いだった。しかし、どこか悲しげなノラの瞳を見つけたソリンが指揮官と一緒に訪ねてきて、事情を尋ねた。

これに対しノラは、地上に出るニケや指揮官が羨ましくて意地悪をしたという事実を打ち明けた。そして自分の過去を語り、命を落とすことになったとしても地上で目を閉じたいという夢を話した。ノラの話を聞いたソリンと指揮官が切なそうにすると、晩年にソリンのような友達が作れたから大丈夫だと、かえって2人を慰めた。そして突然ソリンと指揮官に、1週間後にAZXの終電で会おうと約束を取り付けた。

1週間後に会おうとした理由はソリンに服をプレゼントするためだった
▲ 1週間後に会おうとした理由はソリンに服をプレゼントするためだった(画像:KookminTree撮影)

約束の日に再び会ったノラは、ソリンに手作りの服をプレゼントした。すぐに服を着替えて戻ってきたソリンは、ノラに目的地のないチケットを手渡した。AZXが地上に上がった時、このチケットを見せれば必ずノラを地上に連れて行ってという約束とともにだ。ノラは自分に生きる理由を見つけてくれたソリンに感謝を表した。

そしてしばらくして、ソリンとノラに嬉しいニュースが伝えられた。中央政府主導のもと、民間人3人をAZXに乗せて地上に出るという話だった。この知らせを聞いたノラは誰かを懐かしがりながら、目的地に「TERMINUS」と書き記した。

再び戻った地上、TERMINUSへ向かって

旅行者を襲った年月の暴力

AZXに乗ってついに地上を再び目にしたノラは感嘆の声を漏らした
▲ AZXに乗ってついに地上を再び目にしたノラは感嘆の声を漏らした(画像:KookminTree撮影)

TERMINUSは「終着駅」という意味の単語だ。ノラがどのような気持ちでこの単語を書いたのかは「TERMINUS TICKET」で明かされた。ソリンから話を聞いたノラは当然地上行きのAZXを申請した。幸いノラは3人の民間人の1人に選ばれ、胸を高鳴らせながら出発日を待った。

この時、自分にこのような機会を与えてくれたディーゼルとブリッドに感謝を表し、ソリンにあげたのと同じ乗務員服をプレゼントした。サイズはソリンにぴったりだったというが、ノラはディーゼルとブリッドに直接会ったことがなかった。それにもかかわらず、2人にぴったりの服を作り出した。改めてノラのデザインセンスが優れていることを感じた。その後、一緒に同行する指揮官とネロ、シグナル、メアリー、ユリアにあいさつした後、ついに地上に上がるAZXに身を委ねた。

第1次ラプチャー侵攻以降に初めて見た地上は荒廃していた。壊れた建物の残骸と雑草が生い茂る景色がノラの視界に入ってきた。自分が知っていたのとはあまりにも変わってしまった地上に不慣れな感覚を覚えたが、やがて感嘆がこぼれ出た。本来旅行とは未知の世界を見るものと同じだからと言いながら。

最初に到着した場所はとある都市だった。ネロが家族を失った子ジカを連れてきたが、話を聞いたノラはシカたちの死体を探して墓を作ってあげようと提案した。手伝いを受けて死体を発見して墓を作り、これを見守っていたソリンが指揮官にそっと話しかけた。「なぜシカの人形を本物のシカだと思っているのかと」、何か不吉な考えが頭をかすめた。

AZXに襲いかかるラプチャーを見て、改めて地上は危険な場所なのだと思い知る
▲ AZXに襲いかかるラプチャーを見て、改めて地上は危険な場所なのだと思い知る(画像:KookminTree撮影)

再びAZXに搭乗して次の目的地へ向かう途中、ユリアに自分が好きだった歌の演奏をお願いした。これを聞いたディーゼルが自分もその歌を知っていると言い出し、唐突に聴覚テロを始めた。嫌がる最中、突然AZXに警告音が鳴り響いた。正面にラプチャーが出現したため、座席に座ってシートベルトを締めるようにというブリッドの案内が流れた。轟音とともにラプチャーたちがAZXにはね飛ばされる光景を目撃した。その時になってノラは、もはや地上は安全な場所ではなく戦場であることを改めて実感した。

2つ目の目的地は砂漠の真ん中だった。ニケにとっても厳しい熱い気温を意に介さず、ノラは砂漠を歩き回った。その最中、ノラは遥か彼方に人の姿を発見した。他の同行者たちはこれにノラが指さす方向を確認したが、何も見えなかった。砂漠でよく発生する蜃気楼だろうという言葉にも、ノラはその姿に向かって歩き出し始めた。その時、砂嵐の兆候が見え、指揮官がノラに戻るよう促した。

ノラはこれを振り切り、「あの人が待っているかもしれない」という言葉とともに砂嵐の中へと歩いて行った。避けるには遅すぎる状況、同行者たちは生傷ができるほどの砂嵐の中でノラを抱きしめて保護した。幸い砂嵐を察知したブリッドがAZXを操縦して近くに来ており、一行を無事に救出した。しかし高齢のノラは砂嵐の影響で意識を失った状態であり、医務室へ運んで治療を開始した。

その日の夕方、ノラは医務室でうめき声を上げながら意識を取り戻した。しかし何かおかしかった。目を覚ましたノラはメアリーの顔が分からなかった。自分に何があったのか全く記憶しておらず、再び意識を失った。これを深刻に受け止めたメアリーがノラを再び診察し、脳に問題が生じているという衝撃的な言葉を口にした。記憶を失っては取り戻すことを繰り返し、幻覚や幻聴の症状が見られる「せん妄」の症状と似ていた。

旅行者はついに家に帰ってきた

この時を皮切りにノラの立ち絵にも変化が生じた
▲ この時を皮切りにノラの立ち絵にも変化が生じた(画像:KookminTree撮影)

突然のノラの状態にニケたちは「旅行を継続すべきだ」と「すぐに方舟に戻って治療すべきだ」という意見に分かれた。言い争いを偶然聞いてしまったノラは、むしろ精神的ショックを受けて状態がさらに悪化し始めた。ある時は指揮官を自分の恋人「ルシアン」と勘違いし、記憶を失っては見つけることを繰り返した。

方舟に戻ろうという意見を主張していたブリッドは、ノラの状態を見て旅行を継続する意見に方向転換した。この時ノラと言葉を交わしたが、ノラが過去に地上で暮らしていた家の住所を渡した。もしその場所に行くなら、自分の唯一の家族であるルシアンの死体を探してほしいという頼みを付け加えた。

再び時間が流れ、旅行は3つ目の目的地に向かった。ノラが若い頃に訪れた雪山にどうしても戻ってみたいという意思を表明したからだった。肺が凍りつきそうな寒さの中でもノラは指揮官より前を歩いて雪山を登った。やがてある絶壁に到着した時、再び列車に戻ろうというディーゼルに首を横に振り、私の旅行はここまでだと言った。

ノラの状態はゆっくりと悪化しているところだった。今や方舟に復帰して治療しても治る確率が著しく低くなった。不運にもその話をノラが聞いてしまい、雪山で一人人生の幕を閉じることを固く決意した。

ディーゼルはノラに、まだ終着駅に到着していないと言いながら最後まで一緒にいって家族を探してあげると言葉を続けた。ノラは大きなショックを受けて言葉をどもった。実は一行はとっくにノラを家に連れて帰るつもりだった。おばあちゃんの夢を絶対に叶えてあげるというソリンと、乗客が望むなら安全にお連れするのが機関車の仕事だというブリッド、まだ残された生で家族に会わせてあげたいというディーゼルの意見が一致した結果だった。

絶壁に立ったノラはインフィニティ・レイル・スクワッドの手を再び握った
▲ 絶壁に立ったノラはインフィニティ・レイル・スクワッドの手を再び握った(画像:KookminTree撮影)

その後、ノラの状態が急に良くなり始めた。日が沈む直前に一時的に空が明るくなる「回光返照」だった。その様子を見守っていた主治医のメアリーは、もう何をしても大丈夫だとうなずいた。ノラはパーフェクトのない地上のリンゴを添えたパーティーを開こうと提案した。AZXに乗った全員が参加したパーティーは夕方まで続いた。ユリアの演奏とたどたどしいディーゼルの歌、ブリッドが持ってきた酒まで飲んで、ノラは再び3日間意識を失った。

正気を取り戻したノラは、家に到着したという言葉によろめく体を率いて列車の外へ出た。扉が開くと、大きく変わった風景の中に自分の唯一の家族であるルシアンがいた。いつも旅立つ自分を待っていてくれたルシアンに告白されたが、答えられなかった過去が思い出された。記憶の中のままだったルシアンはノラに、早く来いと迎えてくれた。

ノラの若い頃は大変な美人だった
▲ ノラの若い頃は大変な美人だった(画像:KookminTree撮影)

そんなルシアンにノラは涙声で尋ねた。「バカみたいに、私を待ってたの?」、ルシアンは当然だというように「待っていたとも。約束したからな」と答えた。戻ってこないノラを待ち続け、寂しく痛んだはずのルシアンを思い浮かべたノラは号泣した。ルシアンはかえって「僕らは結局出会えたじゃないか」とノラをなだめた。そしてノラは、あまりにも長い歳月答えられなかった告白を受け入れた。幻影の中のルシアンはやっと答えを聞けてよかったと明るく笑った。こうしてノラの初恋は最後の恋として締めくくられた。

列車から降りて急に立ち止まったノラに、ソリンはそっと話しかけた。やがてノラは声を上げて泣き始めた。その号泣の中には、家に帰ってきたという安堵感、去っていった家族への恋しさと恨めしさ、申し訳なさのすべてが詰まっていた。しばらく泣いたノラは少し落ち着いた後、一行に自分の最後のお願いを告げた。

旅行者ノラ、ここに眠る

不意にノラは目を覚ました。重だるい体を起こしながら記憶をたどった。ものすごく長い夢を見たようだが、思い出せなかった。悪夢だと片付けようとした矢先、隣からルシアンの声が聞こえた。勝手に他人の家に入ってくるなという愚痴に、ルシアンは寂しそうに答えた。今日が結婚式の日なのにそんなことでどうするのかと。これにノラはまばたきをして、慌てて起き上がって準備を急いだ。

慌ただしく動いてメイクを受けに行った場所では、メアリーがノラを出迎えてくれた。医者であるメアリーが手際よく施してくれたメイクに、ルシアンはまた惚れ直してしまいそうだという惚気セリフを連発した。列車の時間に遅れると急ぐ最中、今日のためにソリンがAZXを丸ごと貸し切ってくれたという事実をふと悟った。

AZXに到着すると、ブリッドとソリン、ディーゼルが迎えてくれた。AZXの前に巨大な横断幕まで掲げられた周到さにノラは顔を赤らめた。そうしている間に到着した結婚式場は花でいっぱいの場所だった。司会を務める指揮官、自分が一番好きな童謡を演奏するユリア、祝福を伝えるシグナルとネロが陣取っていた。とても幸せな結婚式だった。ノラは皆に感謝の言葉を伝え、しばらくして涙まじりのディーゼルの返事が返ってきた。

ノラは結婚式場のように飾ったベッドで息を引き取った
▲ ノラは結婚式場のように飾ったベッドで息を引き取った(画像:KookminTree撮影)

たとえ夢、幻であってもノラは幸せだった。大切な人たちが自分の願いを聞き入れてくれ、このように自分を心配してくれてただ嬉しい気持ちだけだった。酸素マスクを装着したままノラはソリンに謝罪した。命を懸けて地上に出るニケに「簡単に地上を行き来できてう羨ましい」と言った事実に対する謝罪だった。力のないノラの言葉にソリンは大丈夫だと言葉を詰まらせた。人生最高の旅行だったと、皆に感謝の言葉を述べると、ノラは眠りにつき始めた。先に行ってルシアンと待っているという言葉とともにノラの手がだらりと垂れ下がり、心拍数モニターには長い音が続いた。

真っ白なベールで飾られたベッドでノラは生涯を終えた。見守っていたソリンはこらえきれなかった涙を爆発させた。傍らでディーゼルが共に涙を流しながらソリンをなだめた。ブリッドは必死に涙を飲み込みながら、最後までお供できて光栄だったという言葉を空に吐き出した。

一行はノラ頼み通り墓を2つ用意した。1つは日記帳の主、そしてもう1つはノラの墓だった。自分の状態を悟り、地上の旅行を綴った日記帳だった。こうして故郷に戻った旅行者は、終着駅で家族の元へと帰っていった。任務を終えたAZXは再び方舟へと戻った。そんな彼らを見送るように、通り過ぎる風景ごとにノラとルシアンの姿が重なって見えた。

最後にAZXを迎えたのはピンクの花びらが舞い散る平和な地上だった。最後の旅行を終えて家へ帰った旅行者に、どうか平穏な安らぎがあらんことを願う。

노라의 이야기는 기자에게 더 슬프게 다가왔다 (자료: 국민트리 제작)
▲ 노라의 이야기는 기자에게 더 슬프게 다가왔다 (자료: 국민트리 제작)

'승리의 여신: 니케'는 지상을 탈환하기 위해 싸우는 니케뿐만 아니라 방주에서 살아가는 소시민들도 그린다. 남녀노소를 가리지 않는 다양한 인간군상이 자극을 주는 부분이다. 이런 방주 시민 중 최근 스토리 이벤트 'BLANK TICKET'과 'TERMINUS TICKET'에서 주인공으로 등장해 화제인 인물이 있다. 오늘 소개할 노라 할머니다. 기자는 이번 스토리를 정리하며, 먼 곳에 간 할머니가 계속 생각나 눈물이 멈추지 않았었다. 2025년 겨울 니케 유저들에게 여운을 안겼던 그녀의 이야기를 들어보자.

방주에 갇힌 자유로운 영혼

노라는 1차 랩쳐 침공 이전 지상에 살았던 인간 중 한 명이다. 여행을 참 좋아했는데, 흔히 '역마살이 끼었다'는 말이 어울리는 부류의 여행자였다. 그러나 랩쳐 침공이 발생했고, 운좋게 방주행 티켓을 얻은 노라는 다른 인류 생존자들과 함께 방주로 들어갔다.

방주에 들어온 노라는 여행으로 단련한 손재주를 이용해 옷가게를 열었다. 유명하진 않았으나 나름 생계를 이어갈 수 있는 수준이었다. 금방 지상으로 돌아갈 것이라 믿었던 그녀는 니케가 될 생각을 하지 않았다. 그러던 중 세월이 흘러 지상 복귀의 가망이 없다는 걸 깨달았을 땐 니케 신청 제한 나이를 넘겨버렸다. 방주 초기 시절엔 지금과 달리 남자 외엔 지휘관이 될 수 없어 그마저도 불가능했다. 세월이 흐르고 흘러 노라는 어느덧 백발에 주름이 자글자글한 할머니가 되었다.

노라의 첫 등장은 꼬장꼬장한 할머니였다 (사진: 국민트리 촬영)
▲ 노라의 첫 등장은 꼬장꼬장한 할머니였다 (사진: 국민트리 촬영)

방주에 갇힌 채로 삶의 막을 내리는 게 아쉬운 노라는 가게를 정리하고, 과거 자신이 여행을 떠날 때 탔었던 기차를 떠올리며 AZX에 몸을 실었다. 방주 안을 빙빙 돌기만 하는 AZX에서 방주 풍경을 좋아하는 꼬마에게 심술을 부리기도 했다. 막차 시간까지 AZX에 머물던 노라는 객실에 홀로 남았고, 잠시 후 차량 점검 중이던 솔린과 마주쳤다. 첫 만남은 최악이었다. 어떻게든 열차에서 내리지 않으려는 진상과 역무원과의 싸움이었다. 하지만, 어딘가 슬퍼 보이는 노라의 눈빛을 발견한 솔린이 지휘관과 함께 찾아와 자초지종을 물었다.

이에 노라는 지상에 나가는 니케와 지휘관이 부러워 심술을 부렸다는 사실을 털어놓았다. 그리곤 자신의 과거를 이야기하며, 목숨을 잃더라도 지상에서 눈을 감고 싶다는 꿈을 이야기했다. 노라의 이야기를 들은 솔린과 지휘관이 안타까워하자 말년에 솔린같은 친구를 사귈 수 있었으니 괜찮다며, 오히려 둘을 위로했다. 그리곤 갑자기 솔린과 지휘관에게 일주일 뒤 AZX 막차에서 만나자는 약속을 잡았다.

일주일 뒤 만나자고 한 이유는 솔린에게 옷을 선물하기 위해서였다 (사진: 국민트리 촬영)
▲ 일주일 뒤 만나자고 한 이유는 솔린에게 옷을 선물하기 위해서였다 (사진: 국민트리 촬영)

약속한 날 다시 만난 노라는 솔린에게 손수 만든 옷을 선물했다. 옷을 바로 갈아입고 온 솔린은 노라에게 목적지가 없는 티켓을 건넸다. AZX가 지상에 올라갔을 때 이 티켓을 보여주면, 반드시 노라를 지상으로 데려다 주겠다는 약속과 함께 말이다. 노라는 자신에게 살아갈 이유를 찾아준 솔린에게 감사를 표했다.

그리고 얼마 뒤 솔린과 노라에게 좋은 소식이 전해졌다. 중앙 정부 주도하에 민간인 3명을 AZX에 실어 지상으로 나간다는 이야기였다. 이 소식을 들은 노라는 누군가를 그리워하며 목적지에 'TERMINUS'를 적었다.

다시 돌아온 지상, TERMINUS를 향하여

여행자를 덮친 세월의 폭력

AZX를 타고 마침내 지상을 다시 본 노라는 감탄을 쏟아냈다 (사진: 국민트리 촬영)
▲ AZX를 타고 마침내 지상을 다시 본 노라는 감탄을 쏟아냈다 (사진: 국민트리 촬영)

TERMINUS는 '종착역'이라는 뜻의 단어다. 노라가 어떤 마음으로 이런 단어를 썼는지는 TERMINUS TICKET에서 밝혀졌다. 솔린에게 소식을 들은 노라는 당연히 지상행 AZX를 신청했다. 다행히 노라는 3명의 민간인 중 한 명으로 뽑혔고, 두근대는 마음을 안고 출발일을 기다렸다.

이때 자신에게 이런 기회를 준 디젤과 브리드에게 고마움을 표하며 솔린에게 준 것과 같은 승무원복을 선물했다. 사이즈는 솔린에게 들어 딱 맞는다는데, 노라는 디젤과 브리드를 직접 만난 적이 없었다. 그럼에도 둘에게 딱 어울리는 옷을 만들어냈다. 새삼 노라의 디자인 센스가 뛰어나다는 걸 느꼈다. 그 후 함께 가는 지휘관과 네로, 시그널, 메어리, 율리아와 인사 후 마침내 지상으로 올라가는 AZX에 몸을 실었다.

1차 랩쳐 침공 이후 처음 본 지상은 황폐했다. 부서진 건물 잔해와 아무렇게나 자란 풀이 노라의 시야에 들어왔다. 자신이 알던 것과 너무나 달라진 지상에 낯선 느낌을 받았으나, 이내 감탄이 터져나왔다. 원래 여행이란 미지의 세계를 보는 것과 마찬가지라면서 말이다.

첫 번째로 도착한 장소는 한 도시였다. 네로가 가족을 잃은 새끼 사슴을 데려왔는데, 이야기를 들은 노라는 사슴들의 시체를 찾아 무덤을 만들어 주자고 제안했다. 도움을 받아 시체를 발견해 무덤을 만들었고, 이를 지켜보던 솔린이 지휘관에게 조심스럽게 말을 걸었다. '왜 사슴 인형을 진짜 사슴으로 여기는 거냐고', 뭔가 불길한 생각이 스쳐 지나갔다.

AZX에 달려드는 랩쳐를 보고 새삼 지상이 위험하다는 걸 깨닫는다 (사진: 국민트리 촬영)
▲ AZX에 달려드는 랩쳐를 보고 새삼 지상이 위험하다는 걸 깨닫는다 (사진: 국민트리 촬영)

다시 AZX에 탑승해 다음 행선지로 가던 중 율리아에게 자신이 좋아하던 노래 연주를 부탁했다. 이를 들은 디젤이 자기도 그 노래를 안다면서 난데없이 청각 테러를 시작했다. 질색하던 중 갑작스레 AZX에 경고음이 울려퍼졌다. 정면에 랩쳐가 출몰했으니 좌석에 앉아 안전띠를 매라는 브리드의 안내가 흘러나왔다. 굉음과 함께 랩쳐들이 AZX에 치여 날아가는 장면을 목격했다. 그제야 노라는 더는 지상이 안전한 곳이 아닌 전쟁터라는 걸 다시 실감했다.

두 번째 목적지는 사막 한가운데였다. 니케도 버거운 뜨거운 날씨를 아랑곳하지 않고 노라는 사막을 거닐었다. 그러던 중 노라는 저 멀리 사람의 형상을 발견했다. 다른 일행은 이에 노라가 가리키는 방향을 확인했으나, 아무것도 보이지 않았다. 사막에서 흔히 발생하는 신기루일거라는 말에도 노라는 그 형상을 향해 다가가기 시작했다. 그때 모래 폭풍의 전조가 보여 지휘관이 노라에게 돌아갈 것을 재촉했다.

노라는 이를 뿌리치고 '저 사람이 기다리고 있을지 모른다'라는 말과 함께 모래 폭풍 속으로 걸어갔다. 피하기엔 너무 늦은 상황, 일행은 생채기가 생길 정도의 모래 폭풍 속에서 노라를 감싸안아 보호했다. 다행히 모래 폭풍을 감지한 브리드가 AZX를 조종해 근처로 온 상태였고, 일행들을 무사히 구출했다. 그러나 고령의 노라는 모래 폭풍의 영향으로 의식을 잃은 상태라 의료실로 옮겨 치료를 시작했다.

그날 저녁 노라는 의료실에서 신음과 함께 정신이 돌아왔다. 그런데 뭔가 이상했다. 깨어난 노라는 메어리를 알아보지 못했다. 자신에게 무슨 일이 있었는지 전혀 기억하지 못했고, 다시 정신을 잃었다. 이를 심각하게 받아들인 메어리가 노라를 다시 진찰했고, 뇌에 문제가 생겼다는 충격적인 말을 꺼냈다. 기억을 잃었다가 찾는 걸 반복하고, 환각 및 환청 증세가 보이는 '섬망' 증세와 비슷했다.

여행자는 마침내 집으로 돌아왔다

이때를 기점으로 노라의 스탠딩에도 변화가 생겼다 (사진: 국민트리 촬영)
▲ 이때를 기점으로 노라의 스탠딩에도 변화가 생겼다 (사진: 국민트리 촬영)

갑작스런 노라의 상태에 니케들은 '여행을 지속해야 한다'와 '당장 방주로 돌아가 치료해야 한다'는 의견으로 갈렸다. 논쟁을 어쩌다 들어버린 노라는 오히려 정신적 충격을 받아 상태가 더 나빠지기 시작했다. 한번은 지휘관을 자신의 연인 '루시안'으로 착각하고, 기억을 잃었다 찾았다를 반복했다.

방주로 돌아가자는 의견을 피력하던 브리드는 노라의 상태를 보곤 여행을 지속하는 의견으로 돌아섰다. 이때 노라와 이야기를 나누었는데, 노라가 과거 지상에서 살던 집 주소를 건냈다. 만약 그 장소에 간다면, 자신의 유일한 가족 루시안의 시체를 찾아달라는 부탁을 덧붙였다.

다시 시간이 흘러 여행은 세 번째 목적지를 향했다. 노라가 젊은 시절 방문했던 설산으로 꼭 돌아가보고 싶다는 의견을 피력해서였다. 폐가 얼어버릴 것 같은 추위에도 노라는 지휘관보다 앞에서 설산을 올랐다. 이윽고 어느 절벽에 도착했을 때 다시 열차로 돌아가자는 디젤에게 고개를 저으며, 나의 여행은 여기까지라고 말했다.

노라의 상태는 천천히 나빠지는 중이었다. 이젠 방주로 복귀해 치료해도 나을 확률이 현저히 낮아졌다. 불행히도 그 이야기를 노라가 들었고, 설산에서 홀로 삶을 마무리할 생각을 굳혔다.

디젤은 노라에게 아직 종착역에 도착하지 않았다면서 끝까지 함께 가서 가족을 찾아주겠다는 말을 이었다. 노라는 큰 충격을 받아 말을 더듬었다. 사실 일행들은 진작에 노라를 집에 데려갈 작정이었다. 할머니의 꿈을 반드시 이뤄주겠다는 솔린과 승객이 원한다면, 안전하게 모시는 게 기관사가 할 일이라는 브리드, 아직 남은 생에 가족을 만나게 해주고 싶다는 디젤의 의견이 합치한 결과였다.

절벽에 선 노라는 인피니티 레일 스쿼드의 손을 다시 잡았다 (사진: 국민트리 촬영)
▲ 절벽에 선 노라는 인피니티 레일 스쿼드의 손을 다시 잡았다 (사진: 국민트리 촬영)

이후 노라의 상태가 갑자기 좋아지기 시작했다. 해가 지기 직전에 잠깐 하늘이 밝아진다는 '회광반조'였다. 그 모습을 지켜본 주치의 메어리는 이젠 무엇을 해도 괜찮다면서 고개를 끄덕였다. 노라는 퍼펙트가 없는 지상의 사과를 곁들인 파티를 열자 제안했다. AZX에 탄 모든 인원이 참석한 파티는 저녁까지 이어졌다. 율리아의 연주와 어설픈 디젤의 노래, 브리드가 챙겨온 술까지 마시곤 노라는 다시 사흘간 정신을 잃었다.

정신을 차린 노라는 집에 도착했다는 말에 비틀대는 몸을 이끌고 열차 밖으로 나섰다. 문이 열리자 많이 변한 풍경 속에 자신의 유일한 가족 루시안이 있었다. 항상 여행을 떠나던 자신을 기다리던 루시안에게 고백받았으나, 대답하지 못한 과거가 떠올랐다. 기억 속 그대로였던 루시안은 노라에게 어서 오라며 반겨줬다.

노라의 젊은 시절은 엄청난 미인이었다 (사진: 국민트리 촬영)
▲ 노라의 젊은 시절은 엄청난 미인이었다 (사진: 국민트리 촬영)

그런 루시안에게 노라는 울먹이며 물었다. '바보같이, 나 기다렸어?', 루시안은 당연하다는 듯이 '기다렸지. 약속했으니까'라고 답했다. 돌아오지 않는 노라를 계속 기다리며 외롭고 아팠을 루시안을 생각한 노라는 울음을 터트렸다. 루시안은 도리어 '우린 결국 만났잖아'라며 노라를 다독였다. 그리고 노라는 너무나 긴 세월 답하지 못했던 고백을 받아들였다. 환상 속 루시안은 드디어 대답을 들어 좋다고 환하게 웃었다. 그렇게 노라의 첫사랑은 끝사랑으로 마무리 지어졌다.

열차에 내려 갑자기 멈춘 노라에게 솔린은 조심스럽게 말을 걸었다. 이윽고 노라는 목을 놓아 울기 시작했다. 그 통곡 속엔 집에 돌아왔다는 안도감, 떠나간 가족을 향한 그리움과 원망, 미안함이 전부 들어있었다. 한참 울던 노라는 잠시 진정한 뒤 일행에게 자신의 마지막 부탁을 말했다.

여행자 노라 이곳에 잠들다

불현듯 노라는 잠에서 깨어났다. 찌뿌둥한 몸을 일으키며 기억을 더듬었다. 엄청 긴 꿈을 꾼것 같은데, 기억이 나지 않았다. 개꿈이라고 치부하던 찰나, 옆에서 루시안의 목소리가 들렸다. 왜 멋대로 남의 집에 들어오냐는 푸념에 루시안은 섭섭하다는 듯이 대답했다. 오늘 결혼식을 하는 날인데 그러면 어떻하냐고 말이다. 이에 노라는 눈을 깜박이다 부리나케 일어나 준비를 서둘렀다.

부랴부랴 움직여 메이크업을 받으러 찾아간 곳엔 메어리가 노라를 반겨줬다. 의사인 메어리가 능숙하게 해준 메이크업에 루시안은 다시 반할 것 같다는 콩깍지 대사를 남발했다. 열차 시간에 늦겠다며 서두르는 사이, 새삼 오늘을 위해 솔린이 AZX를 통째로 빌려줬다는 사실을 깨달았다.

AZX에 도착하니 브리드와 솔린, 디젤이 반겼다. AZX 앞에 거대한 플랜 카드까지 걸어놓은 치밀함에 노라는 얼굴이 빨개졌다. 그러는 사이 도착한 결혼식장은 온통 꽃이 가득한 곳이었다. 주례를 선 지휘관, 자신이 제일 좋아하는 동요를 연주하는 율리아, 축하를 건네는 시그널과 네로가 자리잡았다. 너무나 행복한 결혼식이었다. 노라는 모두에게 감사하다는 말을 건넸고, 잠시 후 울음 섞인 디젤의 답이 돌아왔다.

노라는 결혼식장처럼 꾸민 침대에서 숨을 거뒀다 (사진: 국민트리 촬영)
▲ 노라는 결혼식장처럼 꾸민 침대에서 숨을 거뒀다 (사진: 국민트리 촬영)

설령 꿈, 환상일지라도 노라는 행복했다. 소중한 이들이 자신의 부탁을 들어줬고, 이렇게 자신을 걱정해줘 그저 기쁜 마음 뿐이었다. 산소호흡기를 매단채 노라는 솔린에게 사과했다. 목숨을 바쳐 지상에 나가는 니케에게 '쉽게 지상을 다니니 부럽다'라고 말한 사실에 대한 사과였다. 힘없는 노라의 말에 솔린은 괜찮다며 말을 잇지 못했다. 인생 최고의 여행이었다며, 모두에게 고맙다는 말을 하곤 노라는 잠에 들기 시작했다. 먼저 가서 루시안과 기다리겠다는 말과 함께 노라의 손이 축 늘어졌고, 심박수 측정기엔 긴 소리가 이어졌다.

새하얀 베일로 꾸민 침대에서 노라는 생을 마감했다. 지켜보던 솔린은 참았던 울음을 토해냈다. 곁에서 디젤이 함께 눈물을 흘리며, 솔린을 다독였다. 브리드는 애써 울음을 삼키면서 마지막까지 모실 수 있어 영광이었다는 말을 허공에 뱉었다.

일행은 노라의 부탁대로 무덤 2개를 준비했다. 하나는 일기장의 주인, 그리고 하나는 노라의 무덤이었다. 자신의 상태를 깨닫고, 지상의 여행을 담은 일기장이었다. 그렇게 고향에 돌아온 여행자는 종착역에서 가족의 곁으로 돌아갔다. 임무를 마친 AZX는 다시 방주로 돌아갔다. 그런 그들을 배웅하듯 지나가는 풍경마다 노라와 루시안의 모습이 어른거렸다.

마지막으로 AZX를 반긴건 분홍 꽃잎이 흩날리는 평화로운 지상이었다. 마지막 여행을 마치고 집으로 돌아간 여행자에게 부디 평안한 안식을 누리길 바란다.

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