特集

[ボードゲーム] かわいいアベンジャーズ、アッセンブル!マーベル・ユナイテッド
[보드게임] 귀여운 어벤져스, 어셈블! 마블 유나이티드

AIの概要
SDスタイルのマーベルヒーローたちが活躍する協力型ボードゲームの魅力を紹介する。 シンプルなルールと直感的なカードコンボで初心者でも手軽にアベンジャーズの世界を楽しめる。 ヴィランの再現度は高い一方で、難易度が低くゲーム性に物足りなさを感じる点には注意が必要だ。
Gamemecaは月に一度、ボードゲーム開発会社Potpourriのウ치(Uchi)代表と共に優れたボードゲームを紹介するコーナー「ボードゲーム」を連載しています。

マーベル・ユナイテッドのボックス
▲ マーベル・ユナイテッドのボックス(画像提供:Gamemeca撮影)

最近、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の予告編が公開され、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に対する関心が再び高まっています。「アベンジャーズ/エンドゲーム」でトニー・スタークがフィンガースナップを放ったあの瞬間の感動を覚えているファンも多いことでしょう。それほどMCUは世界中の観客に深い印象を残し、数々の英雄が集結するアベンジャーズは圧倒的な人気を博しました。

これを受けて、マーベルをテーマにした様々なボードゲームが発売されてきましたが、その中でも今回紹介するのは「マーベル・ユナイテッド」です。マーベルのIPを可愛らしいビジュアルと手軽に楽しめるゲーム性を特徴に掲げた協力型ゲームとなっています。本編はMCUをベースにしたヴィランとキャラクターで構成されており、続々とリリースされる拡張パックがマーベルファンの収集欲を刺激します。果たしてこのゲームがマーベルの魅력을テーブルの上でもしっかりと再現できているのか、検証する時間を設けました。

SDスタイルで可愛さが「爆発」する

パッケージを開けた状態。区画がしっかりと分かれており、整理しやすい
▲ パッケージを開けた状態。区画がしっかりと分かれており、整理しやすい(画像提供:Gamemeca撮影)

「マーベル・ユナイテッド」を最初に広げたとき、最も目を引くのはその独特なアートワークです。SDスタイルで表現されたキャラクターたちは、太った猫を連想させる愛らしいデザインで視線を集中させます。こうした要素は、軽快さを重視したゲーム性ともよくマッチしています。

フィギュアも可愛らしいデザインをそのまま落とし込んでおり、各キャラクターの特徴を生かしたダイナミックなポーズの演出と緻密な造形が際立っています。キャプテン・アメリカの盾を構えた姿勢や、アイアンマンの飛行ポーズなど、キャラクター性がしっかりと表現されています。ヴィランとヒーローのフィギュアの確かなクオリティは、マーベルファンの所有欲を刺激するのに十分です。したがって、ゲームを楽しむだけでなく、グッズとしての価値もあると言えます。

カードのアートワークも印象的です。映画で見た様々なヒーローの姿が見事に表現されており、プレイしている間中、MCUの主要な名シーンが脳裏をよぎります。スターク・タワー、S.H.I.E.L.D.本部、タイムズスクエアなど、コミックや映画に登場した主要なロケーションも多彩に取り入れられています。総じて、シンプルな構成と直感的なアイコンデザインのおかげで、比較的短時間でゲームを理解することができました。

ヴィランの脅威カード、最終計画カード、ヴィランのフィギュア
▲ ヴィランの脅威カード、最終計画カード、ヴィランのフィギュア(画像提供:Gamemeca撮影)

ヒーローキャラクターと各フィギュア。キャラクターフィギュアの表現力は申し分ない
▲ ヒーローキャラクターと各フィギュア。キャラクターフィギュアの表現力は申し分ない(画像提供:Gamemeca撮影)

セッティングが完了した様子。コミックや映画で目にしたロケーションが見える
▲ セッティングが完了した様子。コミックや映画で目にしたロケーションが見える(画像提供:Gamemeca撮影)

行動カードの組み合わせで手軽に完結する協力プレイ

「マーベル・ユナイテッド」は基本的に協力型ゲームです。力を合わせてヴィランの邪悪な計画を阻止することが目標となります。基本的な流れとしては、自分の手番が来ると手札の行動カードをストーリーラインに配置し、アクションを進めていく方式で展開されます。

カードを3枚持った状態で、自分の手番に山札から1枚引いて手札に加える。この4枚の中から1枚をストーリーラインに配置する
▲ カードを3枚持った状態で、自分の手番に山札から1枚引いて手札に加える。この4枚の中から1枚をストーリーラインに配置する(画像提供:Gamemeca撮影)

ストーリーラインを通じて、ゲームの核心メカニクスが明らかになります。カードにはヒーローが実行できる能力が描かれており、これをストーリーラインに並べながらプレイします。興味深いのは、直前のターンに他のプレイヤーがストーリーラインに配置した行動カード1枚まで含めてアクションを行える点です。つまり、プレイヤー本人手ずから配置した行動カード1枚と、他のプレイヤーが前のターンに配置した行動カード1枚を合わせ、合計2枚の行動カードを使用できる構造となっています。

アイアンマンの行動カードをストーリーラインに配置した。任意のアクションを2回行うことができる
▲ アイアンマンの行動カードをストーリーラインに配置した。任意のアクションを2回行うことができる(画像提供:Gamemeca撮影)

ブラック・ウィドウの行動カードを配置した。ブラック・ウィドウは、手前側に位置するアイアンマンの行動カードも活用できる。さらに、ブラック・ウィドウはヒーローアクション2回に任意のアクション2回を加え、合計4回行動する
▲ ブラック・ウィドウの行動カードを配置した。ブラック・ウィドウは、手前側に位置するアイアンマンの行動カードも活用できる。さらに、ブラック・ウィドウはヒーローアクション2回に任意のアクション2回を加え、合計4回行動する(画像提供:Gamemeca撮影)

2枚の行動カードを使用するこのシステムが、協力プレイの醍醐味を生み出します。他のヒーローが切った行動カードを活用する際、カードを配置した順番通りに適用する必要はありません。そのため、2枚の行動カードをどう使うかについてプレイヤー間で自然と話し合いが行われます。「僕が移動カードを出すから、君はそれを利用して移動してから攻撃できるよ!」といった会話が飛び交い、リアルなチームワークを体験できます。

ヴィランの最終計画カードの後にヒーローの行動カードを配置する際にも、先述したルールが適用されます。初めてプレイする際は、ヴィランの最終計画カードの後にヒーローの行動を開始する際、カードを1枚しか活用できないというミスに陥りがちです。このように混同しやすいルールですので、必ず覚えておきましょう。

K.O.となったキャプテン・アメリカ
▲ K.O.となったキャプテン・アメリカ(画像提供:Gamemeca撮影)

ウルトロンの攻撃によってK.O.となったハルク
▲ ウルトロンの攻撃によってK.O.となったハルク(画像提供:Gamemeca撮影)

行動カードは単に行動を決定するだけでなく、ヒーローの体力をも象徴しています。手札にあった3枚のカードをすべて使い果たすとK.O.状態となり、これ以上行動できなくなります。原作映画でヒーローたちが激しい戦いの末に倒れ込む姿をゲームとして落とし込んだと言えます。しかし、ヒーローが死亡するわけではありません。倒れたヒーローは自分の手番が回ってきたときに、行動カードを4枚引いて再び立ち上がり、ヴィランに立ち向かいます。

ヒーローよりもヴィランが際立つ構成

ヴィランの行動カードは「最終計画カード」と呼ばれます。このカードを通じてヴィランは移動し、市民やギャングを配置してヒーローを脅かします。特に「バァン!」と呼ばれる強力なアクションが発動する際には、複数の効果が複合的に現れることもあり、コミックや映画で目にしたヴィランの主要な能力を彷彿とさせます。

レッドスカルのボード。「バァン!」が固有の攻撃となる
▲ レッドスカルのボード。「バァン!」が固有の攻撃となる(画像提供:Gamemeca撮影)

ウルトロンの最終計画カードの1枚。時計回りに1マス移動した後、自身が位置する地域の周囲にギャングを配置せよという指示が記されている
▲ ウルトロンの最終計画カードの1枚。時計回りに1マス移動した後、自身が位置する地域の周囲にギャングを配置せよという指示が記されている(画像提供:Gamemeca撮影)

ゲームをプレイしながら最も印象的だったのは、ほかならぬこのヴィランの再現度でした。ヒーローキャラクターの能力もしっかりと実装されてはいるものの、「これがハルクだ!」「これがアイアンマンだ!」と感じられるほどキャラクター性が強く感じられるわけではありませんでした。それに対してヴィランは非常に巧みに作られており、映画やコミックの中の主人公になって悪党を相手にしているかのような強い実感を覚えました。

敗北条件は明確です。ヴィランが行動カードをすべて使い果たして邪悪な計画を完成させてしまうか、ヒーローが行動カードをすべて使い切ったにもかかわらずヴィランが生存している場合、プレイヤーの敗北となります。逆に、ヴィランの体力ゲージをすべて削り切れば勝利となります。

2人協力プレイで、レッドスカルとウルトロンを相手にする

それでは本格的にプレイしてみましょう。今回は2人プレイで進行してみました。プレイヤーができるアクションは移動、攻撃、ヒーローアクションのたった3種類だけなので、初めて遊ぶ人にもルールを理解してもらうのは難しくありませんでした。追加ルールも多くなく、全体のルール説明に10分もかかりませんでした。

そのため、序盤は難易度が低くスムーズにクリアできるだろうと思いました。しかし、レッドスカルとの戦いでは恐怖値が予想よりもハイペースで上昇していき、危機感が一気に高まりました。幸い勝利することはできましたが、思った以上に緊張感のある展開でした。

ミッションの1つを完了した状況。まだ恐怖値が3であり、余裕があると油断していた
▲ ミッションの1つを完了した状況。まだ恐怖値が3であり、余裕があると油断していた(画像提供:Gamemeca撮影)

ミッションを2つ完了するとヴィランの行動がさらに頻発し、レッドスカルの恐怖値も急上昇した
▲ ミッションを2つ完了するとヴィランの行動がさらに頻発し、レッドスカルの恐怖値も急上昇した(画像提供:Gamemeca撮影)

ウルトロンとの戦闘では、さらに大きな危機に追い込まれました。レッドスカルとは異なり恐怖値こそ存在しないものの、ギャングの数を増やすカードと共に、隣接する地域へギャングトークンを送り届ける特殊能力があり、文字通り追い詰められている感覚を強く味わいました。「ヒーローの行動カードが残り少ない状況で勝てるのだろうか」と焦りを感じていた矢先、幸いにも4連続攻撃を叩き込める状況が整い、辛うじて勝利を収めることができました。

ウルトロンのボード。ウルトロンは恐怖値がない代わりにギャングと市民の数を急速に増やしてゲームの敗北を誘導するため、地域の管理に気を配る必要がある
▲ ウルトロンのボード。ウルトロンは恐怖値がない代わりにギャングと市民の数を急速に増やしてゲームの敗北を誘導するため、地域の管理に気を配る必要がある(画像提供:Gamemeca撮影)

ウルトロンがギャングを全域に召集した。だが、ここにハルクが現れたらどうなるか?
▲ ウルトロンがギャングを全域に召集した。だが、ここにハルクが現れたらどうなるか?(画像提供:Gamemeca撮影)

キャプテン・アメリカとハルクの総攻撃によりウルトロンは敗北した
▲ キャプテン・アメリカとハルクの総攻撃によりウルトロンは敗北した(画像提供:Gamemeca撮影)

このように、ヴィランごとに異なる能力や勝利戦略が求められるという点が、このゲームの大きな魅力です。ヴィランとの決戦が単調にならず、最後まで緊張感がしっかりと維持され、ヴィランの能力も多彩かつ高い再現度を誇るため、深く没入することができます。

覚えるのは簡単だが、やや物足りなさを感じる

難易度は予想よりもかなり低めでした。ゲームによっては説明に10分しかかからなくても、実際のプレイでは複雑なアイコンなどのせいで戸惑うケースが稀にあります。しかし、「マーベル・ユナイテッド」は細かいルールを感じさせないほど直感的です。

もちろん初プレイ時はルールに慣れておらずプレイ時間が50分ほどかかりましたが、2回目のウルトロン戦では30分でクリアできるほど迅速に覚えることができました。2人プレイ基準で30分、慣れれば4人プレイでも1時間以内に攻略が可能です。さらに、ハイテンポで展開しながらも協力プレイの醍醐味を十分に味わえる点が大きな長所でした。

リプレイ性も悪くありません。本編を含め韓国国内だけでも5バージョンの「マーベル・ユナイテッド」が展開されており、海外では10種以上の拡張パックが発売されています。これらをベースにすれば、ほぼ大半のマーベル世界観のヒーローやヴィランを網羅してプレイできると言えます。

レッドスカルとの戦い
▲ レッドスカルとの戦い(画像提供:Gamemeca撮影)

ウルトロンとの対決。自分の行動はレッドスカル戦と大きく変わるわけではない
▲ ウルトロンとの対決。自分の行動はレッドスカル戦と大きく変わるわけではない(画像提供:Gamemeca撮影)

ただし、このゲームの面白さは「どのヴィランと戦うか」に主眼が置かれています。それに比べ、「どのヒーローでプレイするか」は大して重要視されません。本編のみをプレイした経験から鑑みると、ヴィランこそ興味深いものの、プレイの流れ自体はどこか似通っていると感じました。そのためか、やや平坦で味気なく映りました。仲間の出したカードを見て、そのカードをどう活用すべきかを悩むことこそが戦略や戦術のすべてであるようにも思えました。そう気づいてからは、収集欲がむくむくと湧き上がってくることはありませんでした。

とりわけ、マーベルを知らない人であっても手軽な協力型ゲームとして十分に楽しむことはできますが、ある程度歯ごたえのある難易度を好むゲーマーであれば、あまりにも簡単で、どこか物足りなく感じられるヒーローの特殊能力を前にして、「あえて遊ぶ必要があるだろうか?」と思ってしまうのではないかと感じました。SDアートスタイル自体は個人的に気に入ったものの、ゲーム性の面における物足りなさゆえに、さらなる拡張セットの購入欲求にまでは繋がりませんでした。

SDで再現されたマーベルヒーローの全体像
▲ SDで再現されたマーベルヒーローの全体像(画像提供:Gamemeca撮影)

次期アベンジャーズ映画を待ち望みながら

「マーベル・ユナイテッド」は、マーベルを愛するファン、協力型ゲームの初心者、ファミリー層、そしてライトな戦略ゲームを探しているゲーマーにおすすめします。とりわけ、マーベルのIPに対する愛着はあるもののボードゲームには不慣れなプレイヤーには強く推奨したいところです。

その一方で、協力型ゲーム自体が好みではない場合や、歯ごたえのある骨太なゲームを求める場合、あるいはマーベル映画に特段の関心がない場合には、本作の魅力を十分に感じにくいかもしれません。特にボードゲームの経験が豊富なプレイヤーにとっては物足りなく感じられる可能性が高いため、過度な期待は禁物です。

総じて「マーベル・ユナイテッド」は、複雑なルールなしでもマーベル世界観の楽しさを伝える入門向けの協力型ゲームです。テーブルの上で「アベンジャーズ」を「アセンブル」したいけれど、重く難しいゲームは負担に感じるというのであれば、新作映画の公開を心待ちにしながら遊んでみるのも一興でしょう。

ウチ
平凡なボードゲーム開発者。
ボードゲーム会社「Potpourri」の代表を務めています。
ボードゲームのプレイログを綴る Instagramを運営中です。
게임메카는 한 달에 한 번 보드게임 개발사 포푸리의 우치 대표와 함께 좋은 보드게임을 소개하는 코너 [보드게임]을 연재합니다.

▲ 마블 유나이티드 박스 (사진: 게임메카 촬영)

최근 어벤져스: 둠스데이 예고편이 공개되며 MCU(마블 시네마틱 유니버스)에 대한 관심이 다시금 높아지고 있습니다. 어벤져스: 엔드게임에서 토니 스타크가 핑거 스냅을 날리던 그 순간의 감동을 기억하는 팬들이 많은데요, 그만큼 MCU는 전 세계 관객들에게 깊은 인상을 남겼고, 여러 영웅이 모이는 어벤져스는 선풍적인 인기를 끌었죠.

이에 힘입어 마블을 주제로 한 다양한 보드게임이 출시됐기도 했는데요, 그중에서도 이번에 소개할 게임은 '마블 유나이티드'입니다. 마블 IP를 귀여운 외형에, 쉽게 즐길 수 있는 게임성을 특징으로 앞세운 협력 게임입니다. 본편은 MCU를 기반으로 한 빌런과 캐릭터로 구성되며, 꾸준히 출시되는 확장팩이 마블 팬들의 수집 욕구를 자극합니다. 과연 이 게임이 마블의 매력을 테이블 위에서도 제대로 구현해냈는지 살펴보는 시간을 마련했습니다.

SD 스타일로 귀여움이 ‘폭발’한다

▲ 패키지를 열었을 때 모습, 구획이 잘 나뉘어져 있어 정리하기 좋다 (사진: 게임메카 촬영)

마블 유나이티드를 처음 펼쳤을 때 가장 먼저 눈에 들어오는 부분은 독특한 아트워크입니다. SD 스타일로 표현된 캐릭터들은 뚱뚱한 고양이를 연상시키는 귀여운 디자인으로 시선을 집중시키는데요, 이러한 부분은 가벼움을 강조한 게임성과도 잘 어울립니다.

피규어도 귀여운 디자인을 그대로 담아냈고, 각 캐릭터 특징을 살린 역동적인 포즈 연출과 세밀한 표현이 돋보입니다. 캡틴 아메리카의 방패를 든 자세, 아이언맨의 비행 포즈 등 캐릭터성이 잘 드러나죠. 빌런과 히어로 피규어의 준수한 완성도는 마블 팬의 소유욕을 자극하기에 충분합니다. 따라서 게임을 즐기는 것은 물론, 굿즈로서의 가치도 있다고 보입니다.

카드 아트워크도 인상적입니다. 영화에서 봤던 여러 히어로 모습이 잘 표현되어 있어, 플레이하는 동안 MCU의 주요 순간이 떠오릅니다. 스타크 타워, 쉴드 본부, 타임스퀘어 등 코믹스와 영화에 등장했던 주요 장소도 다양하게 다루고 있습니다. 전반적으로는 간결한 구성과 직관적인 아이콘 디자인 덕분에 비교적 짧은 시간 안에 게임을 이해할 수 있었습니다.

▲ 빌런 위협카드, 최종계획카드, 빌런 피규어 (사진: 게임메카 촬영)

▲ 히어로 캐릭터와 각 피규어. 캐릭터 피규어 표현이 준수하다 (사진: 게임메카 촬영)

▲ 세팅이 완료된 모습, 코믹스와 영화에서 보던 장소가 보인다 (사진: 게임메카 촬영)

행동 카드 조합으로 간단히 완성되는 협동 플레이

마블 유나이티드는 기본적으로 협력 게임입니다. 힘을 합쳐 빌런의 사악한 계획을 저지하는 것이 목표입니다. 기본적인 흐름은 차례가 되면 손에 든 행동 카드를 스토리라인에 내려놓으며, 행동을 진행하는 방식으로 전개됩니다.

▲ 카드 3장을 가지고 있다가, 자신의 차례에 1장을 더미에서 뽑아 든다. 이 4장 중 1장을 스토리라인에 내려놓는다 (사진: 게임메카 촬영)

스토리라인을 통해 게임의 핵심 메커니즘이 드러납니다. 카드에는 히어로가 행동할 수 있는 능력이 표현되어 있으며, 이를 스토리라인에 내려놓으며 플레이합니다. 흥미로운 점은 직전 턴에서 다른 플레이어가 스토리라인에 내려놓은 행동 카드 1장까지 포함해서 행동할 수 있다는 점입니다. 즉, 플레이어 본인이 내려놓은 행동 카드 1장과, 다른 플레이어가 이전 턴에 내려놓은 행동 카드 1장을 합쳐 총 2장의 행동 카드를 사용할 수 있는 구조죠.

▲ 아이언맨 행동 카드를 스토리라인에 내려놓았다. 아무 행동이나 2번 할 수 있다 (사진: 게임메카 촬영)

▲ 블랙 위도우 행동 카드를 내려놓았다, 블랙 위도우는 앞서 위치한 아이언맨 행동 카드도 활용할 수 있다. 아울러 블랙 위도우는 영웅 행동 2번에, 아무 행동 2번을 더해 총 4번 행동한다 (사진: 게임메카 촬영)

2장의 행동 카드를 사용하는 이 시스템이 협력의 재미를 만들어냅니다. 다른 히어로가 낸 행동 카드를 활용할 때, 카드를 내려놓은 순서대로 적용하지 않아도 됩니다. 그래서 행동 카드 2장을 어떻게 쓸지에 대해 플레이어 간 논의가 자연스럽게 이뤄집니다. “내가 이동 카드를 내려놓으면, 네가 그걸 활용해서 이동한 뒤 공격할 수 있어!"와 같은 대화가 오가며, 현실적인 팀워크를 경험할 수 있죠.

빌런의 최종 계획 카드 후에 히어로 행동 카드를 내려놓을 때도 앞서 이야기한 룰이 적용됩니다. 처음으로 플레이할 때 빌런의 최종 계획 카드 후 히어로 행동을 시작할 때 카드 1장만 활용하는 실수를 하기 쉬운데요, 이처럼 헷갈릴 수 있는 룰이기 때문에 꼭 기억하시길 바랍니다.

▲ K.O가 된 캡틴 아메리카 (사진: 게임메카 촬영)

▲ 울트론의 공격으로 K.O가 된 헐크 (사진: 게임메카 촬영)

행동 카드는 단순히 행동만 결정하는 게 아니라 히어로의 체력을 상징하기도 합니다. 손에 들고 있던 카드 3장을 모두 소진하면 K.O. 상태가 되어 더 이상 행동할 수 없습니다. 원작 영화에서 히어로들이 치열한 전투 끝에 쓰러지는 모습을 게임으로 구현했다고 볼 수 있죠. 하지만 히어로는 사망하지 않습니다. 쓰러진 히어로는 자신의 차례가 됐을 때, 손에 행동 카드를 4장을 뽑아 들며 다시 일어나 빌런에 맞섭니다. 

히어로보다 빌런이 더 돋보이는 구성

빌런의 행동 카드는 '최종 계획 카드'라 부릅니다. 이 카드를 통해 빌런은 이동하고, 시민과 갱단을 배치하며 히어로를 위협합니다. 특히 '쾅'이라 부르는 강력한 행동이 발동될 때는 여러 행동이 복합적으로 나타나기도 하는데, 코믹스나 영화 속에서 보던 빌런의 주요 능력을 보는 듯합니다.

▲ 레드스컬 보드판, '쾅'이 고유 공격이다 (사진: 게임메카 촬영)

▲ 울트론의 최종계획 카드 중 하나, 시계 방향으로 1칸 이동 후 자신이 위치한 지역 주변으로 갱단을 배치하라는 지시가 담겨 있다 (사진: 게임메카 촬영)

게임을 플레이하면서 가장 인상적이었던 점은 바로 이 빌런의 구현이었습니다. 히어로 캐릭터의 능력이 잘 구현되어 있긴 하지만 '이게 헐크다!', '이게 아이언맨!' 싶을 만큼 캐릭터 성이 강하게 느껴지는 않았습니다. 반면 빌런은 오히려 매우 잘 만들어져 영화나 코믹스 속 주인공이 되어 악당을 상대하는 듯한 느낌을 강하게 받았습니다.

패배 조건은 명확합니다. 빌런이 행동 카드를 모두 소진해 사악한 계획이 완성되거나, 히어로가 행동 카드를 모두 사용했는데도 빌런이 살아 있다면 플레이어의 패배입니다. 반대로 빌런의 체력 게이지를 모두 소진시키면 승리합니다.

2인 협동으로, 레드 스컬과 울트론을 상대하다

그러면 본격적으로 플레이해 봅시다. 이번에는 2인 플레이로 진행해봤습니다. 플레이어가 할 수 있는 행동은 이동, 공격, 영웅 행동 단 3가지뿐이라 처음 하는 사람에게도 이해시키는 것이 어렵지 않았습니다. 추가 규칙도 많지 않아서 전체 설명에 10분도 걸리지 않았죠. 

따라서 초반에는 쉽기 때문에 수월하게 깰 수 있겠다는 생각이 들었습니다. 하지만 레드 스컬과의 싸움에서 공포 수치가 예상보다 빠르게 올라가자 위기감이 고조됐습니다. 다행히 승리는 했지만, 생각보다 긴장감 있는 전개였습니다.

▲ 임무 중 하나를 끝마친 상황, 아직 공포 수치가 3에 있어 널널하다고 생각했다 (사진: 게임메카 촬영)

▲ 임무 2개 완료하자 빌런 행동이 더 자주 발생하고, 레드스컬의 공포 수치도 빠르게 상승했다 (사진: 게임메카 촬영)

울트론 전투에서는 더 큰 위기에 몰렸습니다. 레드 스컬과는 달리 공포 수치는 사라졌지만, 갱단 숫자를 늘리는 카드와 함께 옆 지역으로 갱단 토큰을 전달하는 특수 능력이 있어 정말 몰리는 듯한 느낌을 많이 받았습니다. 이에 ‘히어로 행동 카드가 많이 남지 않은 상황에서 깰 수 있을까’ 하며 조바심이 나던 중, 다행히 공격 4개를 퍼부을 수 있는 상황이 조성되며 겨우 이길 수 있었습니다.

▲ 울트론 보드판, 울트론은 공포 수치가 없는 대신 갱단과 시민의 숫자를 빠르게 늘려 게임 패배를 유도하기에 지역 관리에 신경을 써야 한다 (사진: 게임메카 촬영)

▲ 울트론이 갱단을 전역에 소집했다, 하지만 헐크가 나타난다면? (사진: 게임메카 촬영)

▲ 캡틴 아메리카와 헐크의 총공세로 울트론은 패배했다 (사진: 게임메카 촬영)

이처럼 빌런마다 다른 능력과 승리 전략이 필요하다는 점이 이 게임의 큰 매력입니다. 빌런과의 결전이 지루하지 않게 긴장감이 막판까지 잘 유지되며, 빌런 능력 역시 다양하고 구현이 잘 되어 있어 깊이 몰입할 수 있습니다.

배우기 쉽지만, 다소 심심하게 느껴진다

난이도는 예상보다 많이 낮았습니다. 어떤 게임은 설명에 10분밖에 걸리지 않더라도, 실제 플레이에서 혼란스러운 아이콘 등의 이유로 어려움을 겪는 경우가 간혹 있습니다. 하지만 마블 유나이티드는 자잘한 룰이 없다고 느껴질 정도로 직관적입니다.

물론 첫 플레이 때는 룰에 익숙하지 않아 플레이 시간이 50분 정도였으나, 2회차인 울트론과의 전투에서는 30분 만에 클리어할 정도로 빠르게 배울 수 있었습니다. 2인 기준 30분, 익숙해진다면 4인 플레이도 한 시간 이내면 공략이 가능합니다. 아울러 빠른 템포로 전개되면서도, 협력의 재미를 충분히 느낄 수 있다는 점이 큰 장점이었습니다.

리플레이 가치도 나쁘지 않습니다. 본편을 포함해 국내에만 5가지 버전의 마블 유나이티드가 출시되어 있고, 해외에는 약 10종 이상의 확장팩이 발매됐습니다. 이를 토대로 거의 대부분의 마블 세계관 속 히어로와 빌런을 플레이해볼 수 있는 셈입니다.

▲ 레드스컬과의 싸움 (사진: 게임메카 촬영)

▲ 울트론과의 대결, 내 행동은 레드스컬 때와 크게 다르진 않다 (사진: 게임메카 촬영)

다만 이 게임의 재미는 어떤 빌런과 싸우는가에 초점을 맞추고 있습니다. 그에 비해 어떤 히어로로 플레이하는가는 그다지 중요하게 여겨지지 않죠. 본편만 플레이해 본 경험으로 비춰보면 빌런이 흥미롭긴 하지만, 플레이 흐름은 비슷하다고 느꼈습니다. 그래서인지 다소 밋밋했죠. 동료가 내려놓은 카드를 보고, 그 카드를 어떻게 활용할까를 고민하는 것이 전략이나 전술의 전부라는 생각이 들기도 했습니다. 이를 깨닫고 난 후에는 수집 욕구가 막 샘솟지는 않았죠.

특히 마블을 모르는 사람도 가벼운 협력 게임으로서 충분히 즐길 만 하지만, 어느 정도 난이도가 높은 게임을 선호한다면 너무 쉽고 다소 심심하게 느껴지는 히어로의 특수 능력 때문에 "굳이?"라고 생각이 들지 않을까 싶었습니다. SD 아트 스타일 자체는 개인적으로 마음에 들었지만, 게임성 측면에서의 아쉬움 때문에 더 많은 확장으로의 소장 욕구까지 이어지지는 않았습니다.

▲ SD로 구현된 마블 히어로 전체 모습 (사진: 게임메카 촬영)

차기 어벤져스 영화를 기다리며

마블 유나이티드는 마블을 좋아하는 팬, 협력 게임 입문자, 가족 단위 플레이어, 가벼운 전략 게임을 찾는 게이머에게 추천합니다. 특히 마블 IP에 대한 애정은 있지만 보드게임에 익숙하지 않은 플레이어에게 강력 추천해봅니다.

반면 협력 게임 자체를 좋아하지 않거나, 난이도가 높은 진득한 게임을 원하거나, 마블 영화에 별다른 관심이 없다면 게임의 매력을 충분히 느끼기 어려울 수 있습니다. 특히 보드게임 경험이 많은 플레이어에게는 많이 아쉽게 느껴질 수 있기 때문에 큰 기대는 금물입니다.

종합적으로 마블 유나이티드는 복잡한 룰 없이도 마블 세계관의 재미를 전달하는 입문용 협력 게임입니다. 테이블 위에서 ‘어벤져스’를 ‘어셈블’하고 싶지만, 무겁고 어려운 게임은 부담스럽다면 영화 개봉을 기다리며 플레이해보는 것도 좋을 듯 합니다.

우치
평범한 보드게임 개발자.
보드게임 회사 '포푸리' 대표를 맡고 있습니다.
보드게임 플레이로그로 인스타그램을 운영 중입니다.
このニュースはAIによって翻訳されました。